MTV VMA 2025 受賞結果とハイライト総まとめ!

2025年9月7日(現地)、ニューヨークのUBSアリーナで開催されたMTV Video Music Awards 2025(司会:LL・クール・J)。今年は“レジェンドの顕彰”と“次世代の躍進”が同時に起きた特別な回になりました。目玉は、Ariana GrandeのVideo of the Year、Lady GagaのArtist of the Year、そしてMariah Careyがキャリアで初めてVideo Vanguard賞(功労賞)を受けた歴史的瞬間。会場の熱と受賞の意味を、ハイライトとともに振り返ります。 (開催地・司会・主要受賞は各社レポートより。
主要受賞結果(ピックアップ)
以下は複数メディアの結果報道を突き合わせて整理した主要部門のまとめ。詳細は本文内の解説と合わせてご覧ください。 (受賞結果の根拠:People、Page Six、ELLE、ABC News ほか。 :contentReference[oaicite:1]{index=1})
部門 | 受賞者/作品 | ポイント |
---|---|---|
Video of the Year | Ariana Grande — “Brighter Days Ahead” | 今夜最大の栄誉。最優秀ポップなどとあわせ複数冠。 |
Artist of the Year | Lady Gaga | 最多ノミネートを背景に大本命が受賞。Die with a Smile関連での話題も牽引。 |
Video Vanguard(功労賞) | Mariah Carey | デビュー35年超にして初のVMAムーンマン&記念メドレー披露。 |
Song of the Year | ROSÉ & Bruno Mars — “APT” | K-POPの存在感を主流ポップの中心で証明。 |
Best Pop | Ariana Grande — “Brighter Days Ahead” | VotYとダブルで受賞、復活の年を印象付ける。 |
Best Album | Sabrina Carpenter — Short n’ Sweet | 2025年のポップアイコンとしての評価を確定。 |
Best New Artist | Alex Warren | 次世代スターの頭角。 |
特別表彰など | Rock the Bells Visionary:Busta Rhymes/Latin Icon:Ricky Martin | カルチャーのレジェンドに敬意を表する新設系アワード。 |
ハイライト:舞台を制した瞬間たち
1)アリアナ・グランデ、白熱の“VotY”スピーチと王者の帰還
“Brighter Days Ahead”でVideo of the Yearを獲得したアリアナは、共同監督のChristian Breslauerへ感謝を述べつつ、キャリアの節目を静かに噛みしめるスピーチ。衣装はホワイトのジバンシィのミニドレスで、受賞の瞬間は会場の空気が明らかに変わる“中心”の出来事でした。最優秀ポップやロングフォーム映像でも称賛を集め、“歌姫の現在地”を世界に見せた格好です。
2)マライア・キャリー、Vanguardメドレーで時代を横断
功労賞受賞を記念して披露したスペシャル・メドレーは、新曲“Sugar Sweet”から“Fantasy”“Heartbreaker”“Obsessed”“It’s Like That”“We Belong Together”へと続く、まさに“時代横断”の構成。ストリングスを伴うアレンジで、歌の持つ普遍性を再確認させました。授賞とパフォーマンスの双方で“マライアがVMAに帰ってきた”と感じさせる夜。
3)ドージャ・キャット、“80s回帰”をVMAで可視化
最新曲“Jealous Type”の初披露は、ネオンとビデオテープ感の質感をまとった80年代MTVオマージュ。ヘア&メイク、衣装、ムーブの隅々まで“レトロを今にアップデートする”設計が徹底され、今季ポップ最大級のトレンド“80sリバイバル”を象徴するステージになりました。
4)K-POPの存在感:ROSÉの“APT”がソング・オブ・ザ・イヤー
BLACKPINKのROSÉはBruno Marsとの“APT”でSong of the Year。K-POPが“特設カテゴリーの枠”を超え、ショウの中心的な栄誉に到達した意義は大きい。世界のポップ・チャートでの越境が常態化したいま、VMAの授与構造も明確に変わりつつあります。
5)サブリナ・カーペンター、アルバム賞で2025年の顔に
アルバム『Short n’ Sweet』でBest Album。TikTok発の一発屋という古い偏見を軽く飛び越え、ソングライティングとキャラクターの双方で“時代の主人公”に。受賞写真が象徴する通り、彼女のメインステージ化は決定的です。
今年のVMAが映した3つのトレンド
① レジェンドと現役最前線の“共存設計”
Vanguardにマライア、特別表彰にBusta RhymesとRicky Martin、メイン受賞にアリアナ/ガガ/ROSÉという配置は、VMAが“過去の資産と現在の熱狂を同時にドライブする”ショウであることの証左。ムーンマンの“意味”をアップデートしつつ、観客層を縦につなぐ設計が際立ちました。
② 80sリバイバルの本格到来
ドージャの演出は象徴に過ぎません。サウンド、ルック、映像文法まで含めて“80s”が2025年のポップを横断するキーワードに。シンセの質感、ドラムマシン的グルーヴ、VHS的な映像処理……いずれもZ世代のノスタルジア消費と合致し、VMAの可視化で一気に加速しました。
③ グローバル主流の再編:K-POPは“周縁”から“中心”へ
ROSÉのSOTYは、K-POPが“ワールドカテゴリ”ではなく“全体カテゴリ”で純粋に競い勝つ段階に入ったことを示します。これは授賞式の国際化というより、もはやポップ・ミュージックの共通語化の結果と言えるでしょう。 :
受賞者の言葉が示すもの
アリアナは受賞スピーチでファンやコラボレーターへの感謝を丁寧に語り、作品の裏側にいるチームの功績を可視化しました。VMAが“監督・技術スタッフもスターである”ことを改めて示した象徴的な場面です。
マライアは“なぜこんなに時間がかかったの?”とユーモラスに語りつつ、ショウとの長年の関係と最新作への意欲を明快に宣言。単なる回顧ではなく、現在進行形の“女王”であることを体現しました。
イベントの基本情報(覚え書き)
- 日時:2025年9月7日(米国)
- 会場:UBSアリーナ(ニューヨーク州エルモント)
- 司会:LL・クール・J
- 放送:CBS/MTV/Paramount+(米)
上記の基本情報は、主要メディアの速報&総括記事に基づきます。
ダイジェスト:3分でわかる今年のVMA
- 最大トピック:アリアナのVotY、ガガのArtist of the Year、マライアのVanguardで“世代の橋渡し”。
- ベスト・パフォーマンス候補:マライアのメドレーとドージャの“Jealous Type”。
- 文脈の更新:K-POPが周縁から中心へ(ROSÉのSOTY)。
公式クリップでチェック
アーカイブはMTV公式や各社チャンネルで公開されています(地域制限がある場合あり)。まずはこの2本から:
・Mariah Carey — Vanguard受賞スピーチ(MTV公式)
・Doja Cat — “Jealous Type”(MTV公式)
ブロガー向けメモ:この記事を伸ばすポイント
- 見出しに「VMA 2025 受賞結果」「Video of the Year」「Vanguard」などの検索キーワードを含める。
- 本文の冒頭(この記事のリード部)に開催地・司会・主要受賞を集約し、SNSプレビューで要点が伝わるようにする。
- ハイライト章に具体的曲名(“Brighter Days Ahead”“Jealous Type”など)を入れて検索流入の裾野を広げる。
- 外部リンクはMTV公式/主要メディアに限定して信頼性を担保。
まとめ
2025年のVMAは、受賞の顔ぶれもステージの作り込みも“今年のポップ”をそのまま圧縮したような濃密さでした。アリアナのVotYで物語が締まり、ガガが“年の顔”として君臨し、マライアが歴史をつなぐ。さらに、ドージャが80s文法を現代化し、ROSÉが世界標準の中で勝ち切る。――この配列自体が、2025年という年の音楽地図の縮図です。来年、この地図がどう書き換わるのか。まずは今夜のアーカイブから、もう一度体感してみてください。
コメント