B’z初心者向け完全ガイド|時代ごとの進化と名曲で辿る日本最強ロックユニット

B'z

B’z(ビーズ)は、稲葉浩志(Vo.)松本孝弘(Gt.)からなる日本を代表するロックユニット。1988年のデビュー以来、 35年以上にわたって音楽シーンの最前線を走り続け、世代を超えて愛されてきました。 本記事は初心者向け入門ガイドとして、時代ごとの進化・おすすめ曲・アルバム・ライブの楽しみ方を、やさしく・濃く・実用的にまとめました。

B’zとは?

ハードロックの煌めくギターリフと、胸を突く日本語メロディ。B’zは、世界水準のギタリズムとボーカル表現を、 ポップスの聴きやすさと融合させた“日本最強のロックバンド”です。 ライブ「B’z LIVE-GYM」は常に高い動員を記録し、代表曲はスポーツ・ドラマ・CMなど日常のさまざまな場面で鳴り響いてきました。

B’zの歴史(全体像)

「ハードに振り切っても、いつでも歌える」。B’zの強さは、激しさと普遍性の両立にあります。

デビュー期(1988〜1991)

TMネットワークを彷彿とさせる、シンセポップ〜ダンス色を含みつつも、すでに骨格はロック。
代表曲:だからその手を離して/BE THERE/LADY NAVIGATION

ブレイク期(1992〜1995)

日本の音楽チャートを席巻し“国民的”へ。ハードロックの熱量と、強靭なメロディが一体化。
代表曲:BLOWIN’/ZERO/ALONE/愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない/LOVE PHANTOM

成熟期(1996〜2005)

成熟期前半(1996〜2000)

サウンドの重心が下がり、厚みを増す。ライブで映える骨太なロックと、都会的なポップが共存。
推し曲:Real Thing Shakes/Calling/HOME/ギリギリchopはライブ定番

成熟期後半(2001〜2005)

ロック・バンドとしての求心力が最大化。スポーツ・テレビと結びつき、国民的アンセムを量産。
推し曲:ultra soulスポーツの鉄板/熱き鼓動の果てOCEAN愛のバクダン

現在期(2006〜)

各期のトピックと聴きどころ!

進化と深化の時代(2006〜2010)

『MONSTER』(2006)『ACTION』(2007)期。ライブ想定のグルーヴと、キャッチーなサビの両立が鮮やか。 フェス対応の推進力も備わり、セットリストの強度が一段上がる。
推し曲:SPLASH!!/SUPER LOVE SONG/BURN -フメツノフェイス-

25周年と安定期(2011〜2014)

『C’mon』(2011)〜アリーナ級のスケール感が盤石に。復興期の風景と響き合う人間味あるロックは、B’zの包容力を再確認させた。
推し曲:さよなら傷だらけの日々よ/C’mon/有頂天

30周年に向けた充実期(2015〜2018)

『EPIC DAY』(2015)を経て、Still Alive/声明など現代的ヘヴィさとメロディの融和が進む。 30周年記念「LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」ではLOVE PHANTOMとの融合が話題に。
推し曲:RED/Still Alive/声明

新しい挑戦とコロナ禍(2019〜2021)

『NEW LOVE』(2019)はブルース/ハードロックの滋味が濃い。コロナ禍では配信シリーズ 「B’z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」を実施。時代別セットで歴史を再編集する試みがファンに刺さる。
推し曲:兵、走る/WOLF/マジェスティック

最新の展開(2022〜現在)

『Highway X』(2022)で疾走感を刷新。2023年は結成35周年Pleasureツアー「STARS」で全国を席巻。 現役感あふれる歌とリフで、世代の壁を軽々と飛び越える。
推し曲:STARS/YES YES YES/SLEEPLESS

初心者におすすめの代表曲

  • ultra soul — とにかく元気が出る国民的アンセム。まずはここから。
  • LOVE PHANTOM — ドラマティックな展開と劇的サビ。B’z劇場の原点。
  • ALONE — 歌メロの真価。バラードで稲葉の表現力を味わう。
  • ZERO — 90’sハードロックの剛腕リフ。ギターの気持ちよさを体で知る。
  • イチブトゼンブ — ポップサイドの最高峰。メロディの記憶力が異次元。
  • OCEAN — 美旋律の極み。静と動のコントラストが胸を打つ。
  • juice — ライブで跳ねるスルメ曲。B’z流グルーヴの入門編。

初心者が聴くべきアルバム

  1. B’z The Best “Pleasure”(1998) — 初心者の最短ルート。代表曲を一網打尽。
  2. B’z The Best “Treasure”(1998) — ファン投票の濃い選曲。深みも知れる。
  3. ULTRA Pleasure / ULTRA Treasure(2008) — 20周年の総決算。網羅性がダントツ。
  4. Highway X(2022) — “いま”のB’zを知る現行ベストなスタジオ盤。

ライブの魅力と楽しみ方

B’zのライブ「LIVE-GYM」は、観客参加型の熱量と演出のスケールが段違い。 初参加でも合図がわかりやすく、一体化の快感をすぐ味わえます。

  • 予習のコツ:代表曲+最新アルバムを一周。サビだけでもOK。
  • 現地の心得:動きやすい服・水分・耳栓(必要なら)。声出しパートは遠慮なく。
  • 余韻の楽しみ:ライブ後にセットリストで復習→気になった曲を深掘り。

よくある質問(FAQ)

Q. まず1曲だけ聴くなら?

A. ultra soul。次点でLOVE PHANTOM

Q. ベストとオリジナル、どちらから?

A. ベストで地図を掴んでから、気に入った時期のオリジナルがおすすめ!。

Q. ライブは初心者でも楽しめる?

A. 余裕で楽しめます。コール&レスポンスは直感的。知らない曲があっても体が動きます。

まとめ

B’zは激しさ歌の普遍性を武器に、各時代で姿を変えながらも最前線に立ち続ける稀有なアーティスト。 初心者はベスト→最新作→ライブの順で触れると、最短で魅力の核心にたどり着けます。さあ、あなたの“最初の一曲”から始めましょう。

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