
はじめに
日本のロックファン待望のニュースが届きました。伝説的バンド LUNA SEA が主催するロックフェス、LUNATIC FEST. 2025 が 11月8日(土)、9日(日) に、幕張メッセ にて開催されることが正式発表されました。
この“ルナフェス”は、過去2回の開催で数々の伝説を残してきたイベントであり、今回も豪華アーティストが揃うラインナップに注目です。
本記事では、ライト層の方にも理解しやすいように、基本情報(開催日程・出演者)を押さえたうえで、過去のルナフェスのハイライトや 今回の見どころ を交えながらご紹介します。
LUNATIC FEST. 2025:基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
開催日 | 2025年11月8日(土)、9日(日) |
会場 | 幕張メッセ(千葉) |
主催 | LUNA SEA |
出演アーティスト | LUNA SEA、BRAHMAN、BUCK-TICK、DIR EN GREY、GODLAND、黒夢、lynch.、MUCC、MY FIRST STORY、NEMOPHILA、Novelbright、凛として時雨、ROTTENGRAFFTY、SIAMSOPHIA、シド、T.M.Revolution、UVERworld、THE YELLOW MONKEY、9mm Parabellum Bullet |
出演日振り分け | 11月8日(土):LUNA SEA / BRAHMAN / DIR EN GREY / GODLAND / lynch. / MY FIRST STORY / Novelbright / SIAMSOPHIA / シド / T.M.Revolution 11月9日(日):LUNA SEA / BUCK-TICK / 黒夢 / MUCC / NEMOPHILA / 凛として時雨 / ROTTENGRAFFTY / UVERworld / THE YELLOW MONKEY / 9mm Parabellum Bullet |
出演アーティストは19組という過去最大規模級。世代・ジャンルを超えて、名だたるアーティストと今勢いのあるバンドが共演します。
LUNATIC FEST.とは? — フェスの背景と魅力
「ルナフェス」は、LUNA SEAが自ら企画・主催するロックフェスとして、アーティスト選定からステージ演出に至るまで、バンド自身の信念が色濃く反映される “メンバー発の音楽祭”。
初開催は2015年、2回目は2018年。今回2025年は7年半ぶりの復活かつ “節目” の開催となります。
このフェスの醍醐味は、「LUNA SEAの視点で“共鳴できる音”を呼び込む」こと。すなわち、単なる有名バンド集めではなく、「自分たちと音楽的につながる/敬意を持つアーティスト」を繋ぎ合わせて、観客に「縁/交差」の体験を提供する場であることです。
出演者紹介(ライト層向け解説)
以下、発表されている主なアーティストの魅力をざっとご紹介します。
LUNA SEA
90年代ヴィジュアル系ロックを代表するバンド。メロディアスなバラードから激しいロックサウンドまで振り幅が広く、伝説と現在をつなぐ存在です。
BRAHMAN
メロディックながらも激情的なロックを得意とするバンド。音楽性の深さがファンから広く評価されています。
BUCK-TICK
ヴィジュアル系黎明期からの重鎮。独特の世界観とライブ演出で、多世代に影響を与えてきた存在。
DIR EN GREY
攻撃性と挑戦性を兼ね備えたバンド。ロック/メタル界隈で熱狂的な支持を持つアーティスト。
GODLAND
比較的新しい存在で、LUNA SEAとの縁や音楽性で今回参加が注目されるバンド。
黒夢
ヴィジュアル系・ロック両面で影響力あるバンド。再結成後の動向にも注目される存在。
lynch.
ラウド系寄りのスタイルを持ちつつ、メロディも重視。現行ロックシーンで安定した支持を得ています。
MUCC
暗さと哀愁を兼ねた楽曲、多彩な表現力を持つバンド。ライブでの世界観構築が強み。
MY FIRST STORY
現在の若手ロック代表格。親しみやすいメロディとエネルギッシュなステージが魅力。
NEMOPHILA
海外展開も視野に入れるガールズロックバンド。勢いと国境を感じさせないサウンド。
Novelbright
ポップ寄りでキャッチーな楽曲が特長。ロック初心者にもとっつきやすい存在。
凛として時雨
実験性と技巧性が高く評価されるバンド。リスナーを選ぶ一方で、ひきつける魅力も強い。
ROTTENGRAFFTY
激しさとグルーヴ感を併せ持つアクト。フェスでの破壊力に定評あり。
SIAMSOPHIA
情感あふれるロックを持ち味とするバンド。ソングライティングと演奏力に定評があります。
シド
キャッチーさとヴィジュアル性を兼ね備えたバンド。男女問わず支持される層広めの存在。
T.M.Revolution
ソロアーティストながら、フェスでの存在感は抜群。演出/盛り上げ力にも期待。
UVERworld
2000年代以降のロックシーンを牽引してきたバンド。若手〜中堅層を代表する存在。
THE YELLOW MONKEY
“ロックバンド”という語の近代日本語感覚を作った伝説的存在。久々の参加も話題に。
9mm Parabellum Bullet
技巧と激情を兼ね備えたバンド。フェスでの熱量が強く、コア層に人気。
過去のルナフェス名シーンを振り返る
2015年(初開催)の記憶
- X JAPAN、GLAY、BUCK-TICK、SIAM SHADEなどの伝説バンドが集結。
- LUNA SEA自身は2日間出演し、トリも務める構成。
- バンド間のコラボレーション、予想外の共演が話題を呼び、初開催から「伝説」の予感を帯びたステージになりました。
2018年(第2回)の深化
- GLAYとの共演、YOSHIKI参加、LOUDNESS出演など、世代を超えたクロスオーバーが目立った回。
- LUNA SEAメンバーが他バンドステージに飛び入り、また演出・転換構成も洗練され、観客満足度が高い評価を得たフェスになりました。
これらの過去伝説は、今回の記事で “比較軸” として活かすことで、読者にも「伝統」と「挑戦」の重なりを感じてもらいやすくなります。
今回の見どころ・注目視点
- 豪華ラインナップの厚み
過去2回と比しても、出演者19組という規模は最大級。多世代・多ジャンルが混ざる“クロスオーバーフェス”感が強くなるでしょう。 - DAY1/DAY2での対比構成
両日ともに、LUNA SEAがトリ出演。DAY1には DIR EN GREY, BRAHMAN ら激しめ/中堅勢、DAY2には BUCK-TICK、THE YELLOW MONKEY などベテラン主体の顔ぶれという振り分けにも注目。 - コラボ・飛び入り可能性
過去実績を見れば、LUNA SEAメンバーによる飛び入りや他バンドとのセッションは十分に起こりうる演出。今回も“予測不能な瞬間”を探す楽しみがあります。 - フェス初心者にも優しい構成
ポップ寄りバンド(Novelbright, SIAMSOPHIA, UVERworld 等)からヘビーなバンドまで混在しており、ロック入門や“フェス初挑戦”でも楽しみやすい構成になっています。 - ステージ演出と転換設計
転換時間やステージ移動、演者切り替えのスムーズさはフェス体験を大きく左右する要因。過去のルナフェスではこの点に丁寧さが見られたという評もありました。
チケット・スケジュール周辺情報
(※最新は公式サイトでご確認ください)
- 各アーティストの出演日は 7月3日(木)18:00 に発表済み
- チケット先行・一般発売スケジュールも発表されています(SLAVE/メンバーFC先行 → 一般先行)
まとめ
今回の LUNATIC FEST. 2025 は、11月8日・9日、幕張メッセ で開催。出演は19組という過去最大級の顔ぶれで、世代・ジャンルを超えた演者たちが集まる、まさに “大きな交差点” のような2日間となる見込みです。
過去のルナフェスで育まれた伝説性と、今回の“厚みあるラインナップ+演出志向”との融合が、新たな“伝説”を刻むステージになるはずです。フェス初心者でも、知っている曲やアーティストがきっといる構成なので、楽しみ方は多様。この記事を見て興味を持ってくれた人にとって、フェス参戦のガイドになれば嬉しいです。
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