【完全版】スカパラ×稲葉浩志:最新コラボ「Action」と歴代ゲストボーカルとの名曲集

アーティスト特集

1. 導入:歴史的激突を、現場の目線で語る

「ついにこの二人が激突したか……」 元タワレコ店員として数々のコラボ盤を店頭で展開し、かつ一人のB’zファンとして長年その背中を追ってきた私にとっても、今回のスカパラと稲葉浩志の「Action」は「事件」と言わざるを得ません。

最近のB’zは「UNITE#02」を筆頭に他アーティストとの共鳴を加速させていますが、今作は格別です。ギタリストの端くれとして唸らされたのは、その「引き算」の美学。 B’zでお馴染みの重厚なハードロックサウンドとは対照的な、スカパラ特有のソリッドなギターカッティング。その鋭い隙間に、稲葉さんのハイトーンが真っ向から突き刺さる「音の格闘技」が展開されています。

また、普段は自らの詞のみを歌う稲葉さんが、谷中敦氏の紡ぐ「スカパラの言葉」をどう解釈し、どう乗りこなすのか。音楽を「売る現場」にいたキュレーターの目線と、「音を作る現場」を知るプレイヤーの視点で、この奇跡のコラボレーションをどこよりも深く考察します。


2. 「Action (VS. 稲葉浩志)」が提示した、新たな「VSシリーズ」の地平

谷中敦さんが「まさかの逆指名で、メンバー大喜びで準備した」と語る通り、今作には両者のリスペクトが充満しています。

特筆すべきは、稲葉浩志という唯一無二の個性を、スカパラのホーンセクションが「包み込む」のではなく「挑みかかっている」点です。B’zでは分厚いギターの壁が稲葉さんの声を支えますが、スカパラの音はもっと剥き出しでソリッド。だからこそ、稲葉さんのボーカルが持つ「生の威力」が際立つのです。ライブで披露された際の、SNSを飲み込むほどの熱狂は、この「ガチンコ勝負」の緊張感が観客に伝播した結果でしょう。


3. 【考察】スカパラが「ゲストボーカル」に求めるもの

タワレコ店員時代、スカパラのコラボ盤が出るたびに「今回はそう来たか!」と驚かされてきました。彼らのゲストボーカル選定には、単なる話題作りではない一貫した哲学があります。

  • ジャンルの破壊と再生: 田島貴男、チバユウスケ、奥田民生……。彼らは皆、自分のスタイルを確立した「怪物」たちです。
  • 言葉の化学反応: 谷中敦氏の歌詞は、歌い手自身のパブリックイメージを良い意味で裏切ります。今回の稲葉さんも、B’zでは見せない「新鮮な顔」を覗かせています。

4. 歴代の名コラボから紐解く「スカパライズム」の系譜

(※ここには元記事にあった名曲集を入れますが、ただ並べるのではなく、Musicmanさんのコメントを添えます)

  • 「美しく燃える森」 feat. 奥田民生 店員時代、一番試聴機で回っていたのがこの曲です。メロウなスカのビートと民生さんの気だるいボーカルの相性は、当時の音楽シーンに衝撃を与えました。
  • 「カナリヤ鳴く空」 feat. チバユウスケ ギタリスト目線で言うと、この曲のガレージ感溢れるカッティングとホーンの絡みは至高です。

5. 結論:私たちが手にするのは「音楽の自由」だ

新曲はCD+Blu-ray盤、CD only盤の2形態で発売されますが、これは単なるパッケージの差ではありません。映像を通して、あの「VS」の空気をどう体感するかが重要です。

AIが完璧な曲を作る時代だからこそ、こうした「人間同士のぶつかり合い」から生まれる予想不可能な熱量が、私たちの心を震わせます。元店員として言わせてください。これは、データ配信で済ませるのではなく、手元に置いて何度でも噛みしめるべき「歴史の記録」です。

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